ターボってどんなもの?
以前、N-ONEのターボ車に試乗した時の驚きは今も良く覚えてます。あの加速。私は自宅の車はノンターボのMOVEですが実家の車はvitzで、そっちにもまあまあ乗りなれてるのですが、軽であるN-ONEのターボの加速の方が圧倒的に良いと感じました。
そんときは驚いて終わっちゃったんですが、そのターボってどんなものなのよってのを全く知らなかったので、この機会に調べてみました。
「過給機」
で、ターボってのは日本語では「過給機」と言うそうです。なんかたくさん供給するってニュアンスですかね。もうちょっと調べてみると、要するに「排気の噴き出す力で、エンジンに送るガソリン混合気体を圧縮してエンジンにブチ込む」という機構のようです。
図を書いてみました。こんな感じです。ものすごくザックリとした図ですが、まあとにかく排気の勢いでプロペラみたいなのを回してガソリン混合気体を勢いよく(つまり圧縮して)エンジンの気筒に送るということですね。
ここでちょっと注意しなきゃいけないのは、エンジンの「圧縮比」とは、この「ガソリン混合気体を圧縮して気筒に送る」という意味の圧縮とは全然違う意味だということです。ターボではガソリン混合気体をエンジン気筒に送り込む時にも「圧縮」しますが、エンジン気筒に送り込まれた後も、爆発させるために気筒内で「圧縮」されます。で、エンジンの圧縮比というと後者の圧縮の事を指します。私はこれがわからなくて、この文章を書く前にだいぶ混乱しました。「エンジンの圧縮比」についてはこちらの記事でいろいろ書いてますので気が向いた方は読んでみて下さい。
まあでも、語感のイメージと割と一致した動きをしてますね。ガーっと燃料をブチ込んでドカンとでっかく爆発させるわけでしょ。まさにターボっぽい動き。
そんなわけで、また一つ勉強になりました!