ダイハツ スマートアシスト vs スバル アイサイト 徹底比較!
新型MOVEのスマートアシストは「スバルのアイサイトの簡易版のようなもの」という記事を書きましたが、「簡易版のようなもの」って言葉だけじゃあちょっと乱暴ですよね。ってわけで、詳細を調べてみました。
やはりアイサイト強し!
表にするとこんな感じです。
ダイハツ スマートアシスト |
スバル アイサイト |
|
---|---|---|
自動ブレーキ 作動スピード域 |
△ 30km/h以下でのみ作動 |
○ 全速度域で作動 |
自動ブレーキ 対象物 |
△ クルマ・壁のような大きなもののみ |
○ 自転車や歩行者も認識 |
先行車追従機能 | △ 先行車発進を音で知らせるのみ |
◎ 超微速から100km/hまで対応 |
誤発進抑制 | ○ 壁などを認識 |
○ 壁などを認識 |
走行時の警報 | × 一切無し |
○ ふらつき・車線逸脱を検知して警報 |
最安車両価格 | ◎ 113万円から |
△ 220万円から |
う~ん、やっぱりアイサイトは高機能ですね。最初知った時は「スマートアシストすげえ!!」って思いましたけど、こうやってアイサイトと比較すると厳然たる大きな差を感じてしまいます。
一番残念なのは、自動ブレーキ機能がMOVEのスマートアシストでは30km/h以上では有効にならないこと。感覚的には、やっぱり高速度域でこそブレーキをかけて被害を軽減して欲しいですよね。もちろん低速度域でも死ぬ時は死ぬし、命にかかわらない事故を軽減することも意味は大きいと思うので、30km/h以下のスマートアシストでもあるとないとでは大きく違うとは思います。でも、なんで一番欲しいと思う高速域での自動ブレーキを有効にしてくれないのか・・・。まあいろんな技術的困難があるのだろうと思いますが、心の底から残念です。
あと自動ブレーキの対象物も、スマートアシストは基本的に先行車や壁などに限られているのに対して、アイサイトは自転車や歩行者も公式に対象物として明記してあります。ドライバーとして怖いのは、やっぱり人を轢いちゃうことですよねえ。まあ、小さいものは検知が難しいんでしょうけど・・・。
走行時の警報も大きな差。車線逸脱を警報してくれると、「ああ、ちょっと休まなきゃ」って気持ちになると思うので、これもデカイと思います。
あと安全面では無いですが、100km/hまで先行車追従できるというのもすごいことですよね。アイサイトの技術の高さを感じます。
というわけで、こうやって並べると、正直、ダイハツ・MOVEのスマートアシストは見劣りがします。もちろん、この機能を113万円から買えるってのはすごいことだと思いますよ。でも、やっぱり機能だけを見れば明らかにアイサイトの勝ちですよねぇ。
う~ん。もう一息。ダイハツには、もう一息頑張って、スマートアシストに更なる進化を加えて欲しいです!
とはいえこのスマートアシスト、値段を考えればかなりお買い得というのはたぶん多くの人が感じるところだろうと思います。スマートアシスト搭載の新型MOVEを買おうかどうか迷っている方には、オートックワンがオススメです。ウェブ上から簡単に見積もり依頼を出すことができます。しかも対面じゃないから、しつこい営業は一切ナシ!メールアドレスはディーラーさんにはわからないようになっているので安心です。
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