新型MOVEは9km/h以下からのアイスト作動。ワゴンRに完全勝利でしょ!

私が新型MOVEの発表で一番嬉しかったのは、ワゴンRに燃費で完全勝利したこと。完全勝利って、まあ私の中の基準なんですが(笑)、まず燃費は新型MOVEは29.0km/L、ワゴンRが28.8km/L。新型MOVEが勝ってますよね。でも、ただ勝ってるだけじゃないんです。

乗り心地も燃費も勝利!

新型MOVEのアイドリングストップ作動条件は、9km/h以下に速度が落ちてから。それに対して、新型ワゴンRは13km/h以下に落ちた時点でアイストが作動します。新型ワゴンRの方が、アイスト作動が早いんですね。

この13km/hからのアイストってのが私は大嫌いです。新型ワゴンRに試乗した時、痛いほど感じました。止まるの早すぎです。慣れの問題かもしれませんが、とにかく怖かった。

それに、新型ワゴンR、時速13km以下でアイドリングストップって、本当にイイの?って記事でも書きましたが、アイストの基準は上がれば上がるほど「アイスト作動直後にエンジン再始動」っていう確率は上がるはずなので、実燃費には良い事かどうか微妙なところです。

つまり、同じカタログ燃費を達成できるならアイドリングストップの基準速度は下であればあるほど良いはずです。その意味で新型MOVEは完全勝利。

もう一つ言えば、9月にフルモデルチェンジしたワゴンRは「発電」というキーワードで売り出していました。それに対して、新型MOVEはブレーキ時の回生エネルギーを発電によって回収する仕組みを搭載していません搭載しているものの、充電効率はかなり低いです。良いバッテリーを積んで回生エネルギーを高い効率で回収する仕組みを組み込めば燃費が良くなるのはわかりきっていること。ワゴンRは値段を抑えつつその仕組みを組み込んだのは偉いと思いますが、今回の新型MOVEは回生エネルギーは従来どおり、ほとんど捨てています。それでこの燃費を達成しているわけで、まだ燃費の伸びしろがある状態で、既にワゴンRに勝ってるわけです。

ということで、私から見ると新型MOVEはワゴンRに完全勝利してます。いやー、MOVEファンで良かった。

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新型MOVEは9km/h以下からのアイスト作動。ワゴンRに完全勝利でしょ!” に対して6件のコメントがあります。

  1. Masa より:

    新型MOVEはブレーキ時の回生エネルギーを回収する仕組みを搭載していません。

    ダイハツの軽でも充電制御というシステムがついています。
    エネチャージはそれにバッテリーを一つ増やして毛を生やしたようなもの。
    充電制御なんてトヨタや日産は10年近く前から採用している“今さら”感のあるものです。
    逆にスズキは今まで定番のものを搭載していなかったのが驚きですね。

    1. ブログ主 より:

      おっと、そうでしたね。回生エネルギーの回収そのものはやっているんでした。
      ご指摘ありがとうございます。本文を少し修正しました。
      MOVEの場合はバッテリーが従来型で、充電効率の面で性能の限界があり、回収できるエネルギーの絶対量はかなり少なくなってしまっていると理解しています。

  2. だ埼玉VSダサイハツ より:

    いやあ、ここに集まる反スズキ派の主張を見ていると、中国韓国叩きに必死になる
    ネット右翼とダブって見えますね。
    確かにスズキにもいろいろ問題はあるだろうが、それがダイハツその他が
    完全無欠だという証拠にはならない。ネット右翼が日本の問題や欠点を棚に上げ
    またアメリカはほとんど批判せず、中国や韓国北朝鮮ばかりを一方的に攻撃
    しているのとどう違うんでしょうか?

    大体ダイハツも、回生機構を搭載したのは最近の(ミライースから)だし、
    ハイブリットにいたっては【スズキでさえ】自社開発をしていると言うのに、
    ダイハツは結局トヨタからの導入で済まそうとしてるじゃないですか。
    それにトヨタや日産とスズキを比較してどうこう言うのは、アメリカやロシアの
    大国と韓国台湾あたりの中級経済国を比べて云々、と変わりませんよ。

    コメントを寄せているMasaさんの主張は、ロシアやアメリカが人工衛星の
    打ち上げを当の昔に実現してるのに、なぜ韓国は出来ないんだ、というネトウヨ
    の侮蔑と何も変わらない。
    トヨタや日産ほどの圧倒的開発力がありながら、スズキ程度に負ける方が
    おかしいとは思わないんでしょうか?
    そんな事も分からないのであれば、やはり大国と小国を比較して優越感と差別意識
    にそまるネトウヨと、同じ精神構造の持ち主としか言いようがありませんね。

    失礼な言い方をさせてもらうと、ダイハツやスバルは「トラの威を借りるキツネ」
    (トラとはもちろんトヨタ)であり、どちらも突然グループ外へ放り出されたら
    一体何日自力で生きていけるんでしょうかね?少なくとも今のスズキは
    巨大メーカーにぶら下がらなくても、どうにでも生きながらえるだけの能力が
    ありますが、ダイハツには恐らくない。
    だからこそ遥かに格上のフォルクスワーゲンとも、タメ口で喧嘩できたんですよ。
    ダイハツがここまで真っ向からトヨタと喧嘩できますか?所詮トラの威を借りる
    キツネである限り、到底無理でしょうね。

    それから投稿名も、変更させてもらいます。あしからず。

    1. ブログ主 より:

      いや、熱いコメントありがとうございます。ネトウヨさんの性格は私はよく知りませんが、私はネトウヨさんに似ているということでしょうか。

      >大体ダイハツも、回生機構を搭載したのは最近の(ミライースから)だし、
      >ハイブリットにいたっては【スズキでさえ】自社開発をしていると言うのに、
      >ダイハツは結局トヨタからの導入で済まそうとしてるじゃないですか。
      これ、私は知らないんですが、ダイハツ車にもハイブリット導入の計画があるんですか?

    2. Masa より:

      私自身MH21Sも所有していて良い思い出が無いのであまり
      スズキ自体好きではないですが、批判はした覚えはありません。
      具体的にどこのことを言っているのですか?
      いきなりネトウヨだとか言われても困ります。

  3. DTS5.1チャンネル より:

    以前そんな話をチラッと聞いたことがあったんですよ。
    新型車にトヨタのハイブリッドを搭載するって言う情報を。
    結局これはどうやらプリウス(アクア?)のOEM版らしいんですが。
    それから以前あったハイゼットのハイブリッド、これは
    トヨタ技術ではなくダイハツ独自のシステムだったようですね。
    ツインHVが消えた後も、軽唯一のハイブリッドとして頑張っていたようですが。

    ついでにネトウヨ(ネット右翼)と言うのは、ネット上で他国(殆どの場合中国や朝鮮半島)を執拗に攻撃する人間のことです。
    もちろん他国の不当な行いに対しては批判も必要だと思いますが、このネトウヨと
    いうのは、批判を明らかに逸脱した罵詈雑言や一方的差別侮蔑、事実誤認に
    基づく的外れな批判などを行う異常者です。
    こちらのブログの一部の記事やコメントに、特定メーカーを正しい認識に基づかず
    叩いている部分があったので、あえて「ネット右翼みたいだ」と表現しました。

    でもあなたはネット右翼より遥かに理解のある人です。本当にネトウヨだったら
    批判されると逆切れして、ますます口汚い罵詈雑言に走っていたでしょう。
    あなたがこちらの批判に理解を示してくれた事に感謝します。
    あくまでも「正当な批判」であれば、どしどし行って結構です。
    それから投稿名も、元に戻しました。

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