しっかりしようよ、ダイハツ。MOVEがリコール!
ダイハツが国土交通省にリコールを届け出たそうです。
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対象車種
対象車種はMOVE、MOVEコンテ、ソニカ、ミラ、タントで、2006年5月22日~2010年1月27日に製作された13万8440台。このブログでお題に挙げている、ダイハツの人気車であるあのMOVEです。
対象部品
対象部品はターボチャージャ。いわゆる「ターボ」ですね。これの「クランク角センサ」という部品の耐久性が不足しているそうです。「クランク角センサ」ってなんなのって感じですが、おそらくエンジンの回転状況を判断するセンサーです(予想)。いきなりブレーキが利かなくなったりするわけじゃなくて、エンジンがかからなくなる不具合のようなので、重大事故に繋がりやすい問題ではなさそうです。少し安心。
使用者への通知
所有者の方には、ダイレクトメール等で通知するそうです。「所有者全員の住所なんてどうやってわかるの?」と思いましたが、たぶんその住所を知るために国土交通省に届け出てるんですね。車は役所に登録しますもんね。
ダイハツさん、これはちょっと・・・
とりあえずブレーキ系統の不具合じゃなくて少し安心しましたが、ダイハツファンの私としては心底残念でした。そして、残念な気持ちに拍車をかけたのがダイハツのウェブサイト。リコールしたって言うんだから、ちゃんと一目でわかるようにしてほしいじゃないですか。で、今のダイハツのウェブサイトはこんな感じ。
これ、今リコール中だって全然わからないですよね。一応、ここにはリコール情報のページへのリンクはあるんですけど全く目立たないし・・・、
行った先のリコールのページはこんな感じ。今まさにリコール中なのに、その情報は全く無し。一応、車の型番を入力すればリコール情報を検索できるようにはなっているんですけど、自分から「今、リコール中です!!!」とアピールする気は全く見えません。
かなりがっかりしました。正直な商売をしてないですね。不具合のある製品を売ってしまったのだから、その情報は広く知ってもらわなきゃならないはずです。仕方なくリコールしたっていう雰囲気を感じます。まあ、リコール情報を大々的に出したら今売ってる車種の売れ行きへの影響も大きいんだろうから悩むところではあると思うし、それでもちゃんとリコールしたんだから一応及第点ではあると思いますけど、今回はお客さんより利益を優先したんだねと思いました。トップページには出しづらいかもしれないけど、せめてリコール情報のページには明示しようよ。
あんまりがっかりさせないでね、ダイハツさん。