三菱の雇用をダイハツが守る。殴り合いながら握手をする自動車業界。
昨日の記事で三菱自、水島製作所の増産計画 2年後に5割、軽新型車投入でという日本経済新聞の記事について書きましたが、この日経の記事の中に気になる記述がありました。「(三菱自動車は)減産に伴い、工場従業員の一部をダイハツ工業に派遣している」と書いてあります。
商売敵が手を結んだ
三菱自動車は、ダイハツの商売敵そのものです。資本関係もありませんし、業務提携もしておらず、そして三菱のeKワゴンは、まさしくダイハツMOVEのライバル。そんな敵同士が、雇用を守るために部分的に手を結んだようです。
これは・・・、どうなんでしょう。私はこれを知って複雑な気持ちになりました。雇用が守られるのは良いことだと思いますが、完全に敵同士の会社が助け合うということにモヤモヤを感じます。ライバルはライバルらしく、とことん殴り合ってこそ良い製品ができるんじゃないの?という気がするからです。とはいっても、やはり雇用は大事。。。
きっと、三菱自動車の方も、ダイハツの方も悩んで決めた事なんでしょうが、最終的に良い結果になるのかどうか、私にはわかりません。どうなんでしょうね。。。