古いクルマは増税へ!小幅だけどなんかやな感じ
ちょっと前の話になりますが、去年12月12日に自民党から出された平成26年度税制改正大綱によると、古いクルマの税金が上がるそうです。
車齢13年を経過した軽自動車は軽自動車税を1620円値上げ
上記の税制改正大綱の一部を引用するとこんな感じ。
「自動車税のグリーン化」
(中略)
平成26年度及び平成27年度に以下の年限を超えている自動車
(中略)
ガソリン自動車(中略)で新車新規登録から13年を経過したものについて、税率を概ね100分の15重課する。
新車として販売されてから13年を経過したクルマは税金を15%値上げ。軽自動車税は現在の7200円から10800円に値上げされることが決まっていますが、その10800円からさらに15%値上げされるということです。計算してみると、1620円の値上げになり、12420円になります。
う~ん、これってどうでしょう。まあ経済対策としてはわかりますけどね。とにかく買い替えを促して自動車業界を活性化させたいんですね。
乗り換えってエコじゃなくね?
でも、古いクルマを乗り続けることこそがエコだと思うんですよね。確かに最近のクルマは格段に燃費が良くなって、それはエコに貢献していると思います。でも、クルマってのは走る時だけCO2を出すわけじゃなくて、作る時にも電気をたくさん使うので、結局火力発電所でCO2をたくさん発生させているわけです。
じゃあ古いクルマを乗り続けるのと新しいクルマに買い替えるのと、どっちがホントにエコなのよ?ってのは議論されてないんですよね。というか、たぶんそれを突き詰めると「古いクルマに乗り続ける方がエコ」って結論になっちゃうので、あえて踏み込んでないんだと思います。
ウチのMOVEは今年で10年目に突入してるんですが、まだ特段の問題なく走ってくれるので、買い替えずに大事に乗っていこうかなあと思い始めてたんです。その矢先にこれですよ。
まあ、上がるっつっても年間1620円なので、乗り続けても別に大きく損するわけじゃないんですけどね。でも、良い気分じゃないなあ。