2014年4月からのETC割引はこんな感じだ
高速道路のETC割引の財源が枯渇しているようです。なんでも2014年4月から割引幅がかなり縮小されるとか。まだ本決まりではないようなのですが案は出ているようなので、ちょっと図にしてみました。
目次
大都市圏と地方で料金体系は違う
まず知っておかなきゃいけないのは、大都市圏と地方とでは料金体系が違うこと。これ、意外と知らなかった人が多いんじゃないかなあ?私もあんまり高速道路は使う機会がないので、なんとなくしか知りませんでした。
で、ドコが「大都市圏」なのよ?ってのはこちらのNEXCO東日本のページを見て下さい。東京近郊と大阪近郊のみを「大都市圏」と呼んでいます。
また、平日と休日とでも料金は切り替わるようになっています。なので、
- 大都市圏か地方か
- 平日か休日か
ごとに、2014年3月までの割引率と、2014年4月以降の割引率を書いてみましょう。
なお、この記事で書いているのは主に国土交通省のページから抜き出した情報です。
大都市圏 平日
大都市圏平日はこんな感じになります。ドーンと広がる割引なしの時間帯。ちょっとブルーになりますね。0時から4時までの5割引も3割引に値上げです。
大都市圏 休日
大都市圏休日はこんな感じ。こっちも重たいなー。これまではずっと5割引or3割引だったのが、0時~4時は3割引、その他の時間帯は割引なしです。かなりガッカリです。
地方 平日
次に地方です。地方平日はこんな感じ。まー全体的に値上げですね。元々3割引だったところは割引無しになり、0時~4時までは5割引から3割引になります。ところで、6時~9時と17時~19時の5割引が残ってるのはなんなんでしょうね。この時間帯が空いてるから安くして通って欲しいのかしらん。でも、朝と夕方の時間帯なんで混んでそうですけどね。意図がよくわからん。
地方 休日
地方休日は変わらず5割引。実はこれ、国土交通省のページだと5割引から3割引に値上げされるって内容だったんですけど、つい最近になって、「6月末まで5割引を延長する」っていうニュースが出ました。なので、2014年7月以降はどうなるかわかりません。
高速道路の休日5割引き、6月末まで延長へ (読売新聞) - Yahoo!ニュース
そんなわけで、高速道路料金は来年4月からはかなりの値上げになりそうです。ただ、私のような普通のサラリーマンから見ると地方休日の5割引を当面据え置いてくれたのはありがたい。サンデードライバーは高速に乗るのは休日だけだし、走る距離としては大都市圏より地方の方が長いです。その意味ではサラリーマン優遇ですね。自営業者さんたちはちょっと損してるかも。