ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い

こないだ少しエンジンの圧縮比の勉強をして図を描いてみたんですが、その時にもう一つ理解できていないなあと思うものがありました。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違いです。まあ色々と違うんだろうなと思いつつも、何が違うのかという具体的なところには全く知識がありませんでした。ということで、私なりに少し勉強してみました。

ディーゼルエンジンは点火プラグが不要!

勉強してみて、私が感じた一番大きな違いは「ディーゼルエンジンには点火プラグが不要」ということです。

ガソリンエンジンの場合、エンジンの燃焼室内にガソリン蒸気を噴射して圧縮し、圧縮時に点火プラグで点火してガソリンを爆発させるわけですね。

それに対して、ディーゼルエンジンは容積圧縮による自然な温度上昇により、軽油蒸気を自然発火させます。自然発火させるので、点火プラグは不要ってことですね。

「容積圧縮による温度上昇」ってピンとこない人も多いと思いますが、気体って圧縮されると温度が上昇するんですよね。これってどこで習ったんだっけかなあ。高校の物理だったっけかな?私は理系なのでたまたま知ってました。

点火プラグが不要って事はディーゼルだとエンジンの部品点数がそれだけ減らせてシンプルな構造にできるわけで、コストダウンにも繋がります。それに日本では軽油の方がガソリンよりも安いし、ディーゼルエンジンは良い事尽くめな気がしますね。なのになんで日本の乗用車ではガソリンエンジンが主流なのかなあ。軽油の方が排気ガスが汚いっていうのは以前聞いたことがありますが、その辺も改善されているという話も聞いたことがあります。勉強したら疑問点がぶわっと増えてしまいました(笑)。まあ、追い追い調べてみたいと思います。

私は自動車ド素人なわけですが、こうやってクルマの内部構造を知るのは楽しいです。今後も勉強させて頂きます!

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