マツダがTMSにフレアワゴンを展示してたんだけど、あれってなんだったんだろ
東京モーターショー2015についていろいろ書いておりますが、ちょっと気になったのがこれ。マツダのフレアワゴンです。
東京モーターショー2015でのマツダの話題というと、ロータリーエンジンの復活です。正式発表ではないけど、コンセプトカーとして、ロータリーエンジンを思い浮かべさせるようなデザインのクルマを展示したんだよね。その辺のことについては、詳しくはレスポンスの下記記事あたりをどうぞ。RX-VISIONというらしい。
【東京モーターショー15】「次世代に向けて覚悟を決めた」…マツダ 前田デザイン本部長インタビュー | レスポンス
でも私は軽自動車のことばかり見てるので、そのRX-VISIONは全然見ませんでした。その代わり、かなり気になったのがこれ。フレアワゴンの福祉車両。マツダのブースの片隅に置いてありました。
フレアワゴンは、スズキ・スペーシアのOEM車。つまり、スズキから仕入れて売ってるだけなんですよ。だから、マツダの基幹車にはならないはずなんです。話題性もないし、わざわざ東京モーターショーに展示するクルマとしてはふさわしくない。
これを見た日はプレビューデーで、プレビューデーは同時に身体障害者の人が優先的に入れる日なので、そういう人向けに福祉車両を推してたって面もあるかもしれない。しかしねえ。OEM車ですよ。ここに出すか??って感じ。
あと、パネルも間違ってた。間違ってたと言っていいと思う。展示されてたのは「フレアワゴン」なのに、パネルには「FLAIR」つまり「フレア」って書いてあった。フレアってのは軽ハイトワゴンで、全くの別車種です。なんともガッカリ感が輪をかけて漂う。
まあ、福祉車両ってのは普段、詳細をあんまり見れないものなので、こういうとこに展示して、馴染みのない人が触れるってのは良いとは思いますよ。
というわけで、モヤモヤを抱えつつマツダのブースを後にしたのでした。他に見せるべきもの、たくさんあったんじゃないかなあ。