VWがお詫びページを出したね

フォルクスワーゲンが米排ガス試験でウソついたことが発覚してから一ヶ月半。11月5日に、やっとお詫びページを出したようです。

そのお詫びページはこちら。ただ単にお詫びページを作っただけじゃなくて、広告を出してこのページに誘導するようにもしているようです。お詫びのために広告費を使っているわけで、まあ、なんというか潔い所作であるように思います。
フォルクスワーゲンから皆様へ < フォルクスワーゲンについて < フォルクスワーゲン公式サイト

なお、上記お詫びページは上記の通り問題発覚から一ヶ月半かかったわけですが、一応、プレスリリースのレベルではもっと早く、9月26日に謝ってます。こちら。
フォルクスワーゲンAG監査役会によるステートメント

なので、やったことはとんでもないひどいことだけど、一応リカバリーとしては標準的な第一歩を踏み出したといったところでしょうか。

ただ、このお詫びページの文字、小さくて薄いので見づらいっす。もっとでかい文字にすればいいのにね。あと、文字が画像になっててコピペできない。これは謝罪文にはよくある姿で、コピペできるようにしちゃうと改変した文章がネット上に流れちゃう、って経営側が恐れてこういう感じで画像に文字を書いて出すことがよくあるんだよね。

まあ、別に画像で出してもいいとは思うけど、もうちょっとでかい字で書いたほうがいいよなあ。まあ、細かい話だけどね。

なお、このお詫びに伴い、フォルクスワーゲンでは、フォルクスワーゲンのクルマ全てを対象にして無料点検を行うそうです。詳しくはこのリンク先の一番下の左側の囲みを見て下さい。専用テスターによる診断、エンジンオイル点検、ブレーキ液量点検、冷却水点検、バッテリー点検、タイヤ点検、ワイパー点検をしてくれるとのこと。期間は2015年12月20日までだそうです。ちょっと期間が短いけど、準備に時間かけられなかったんだろうし、まあこんなもんかな。

そんなわけで、ちょっと踏み込み方が足りない気もするけど、ともかくフォルクスワーゲンはちゃんとゴメンナサイしてました。これからこの問題、どう転がってくのかわかんないけど、誠実に再起してほしいなと思います。