認知症のチェック、悲しいけど必要だよね
今回はちょっと悲しい話題。最近よく見るこんな事故。
認知症チェックは必要!
認知症の方が事故を起こしたという記事です。
認知症、危うい運転 「ヤクザだ」思い込み高速道逆走 - ニュース - アピタル(医療・健康)
なんでも、高速道路を走ってたら突然「前の車はヤクザ屋さんだ!逃げなきゃ!!」と思ってUターンして逆走したそうです。
こーいうの、最近よく見ますよね。悲しいけど、これが現実。どう考えても放置しちゃまずい。
でもたぶん「認知症の人はクルマを運転しちゃダメ」って決めようとすると、差別なんじゃないか問題が出てきちゃって、手出ししづらくて、国の偉い人も必要性は感じてるけど法整備が追いついてないっていう現状だと思うんですよね。
認知症は私にとっても身近な問題です。私の祖母は94歳。一度、ボケたことがあります。
ある日、壁を指差して「あ、ヘビだ、ヘビだ」って言ったんです。でもヘビなんかいない。どこにいるんだと思ってよ~く見てもどこにもいない。で、まさかと思って壁に垂れていたエアコンのコンセントのケーブルを触ってみたら「うわぁ、気持ち悪い」と言って怖がったんです。あれはただのケーブルだよと言っても頑として聞かない。ヘビだと言う。
私の祖母の場合は認知症の症状は軽くて、明らかにおかしな事を言ったのはその一回だけです。でも、その一回がクルマの運転中に起こったら。祖母の命も危ないですし、もちろん誰かを巻き込んだ事故になるかもしれません。
この問題、法整備しないとどうにもならないと思うんです。「もう運転しちゃダメだよ」って家族から言われたら、おじいちゃんおばあちゃんとしては悲しいですよ。「お前、もうボケてんだよ」って言われたって思っちゃう。それがわかってるから、家族としても運転するなとは言いづらい。
こういう状況でこそ、お国の存在意義があると思うんですよね。国が法整備して「こっからこっちの人は運転しちゃダメ!!!」って言ってくれれば、国のせいにして家族から運転すんなって伝えられます。
線引きは難しいと思うけど、なんとか実現して頂きたい。こういう時こそ国の出番でしょ!