ついに燃料電池車「ミライ」がトヨタからリリース!!

ついに来ました燃料電池車。トヨタから、燃料電池車「ミライ」が12月15日に発売するそうです!

普及なるか?

ニュースソースは朝日新聞。
世界初の燃料電池車ミライ、12月15日発売へ トヨタ:朝日新聞デジタル

燃料電池車ですよ、燃料電池車。電気自動車じゃないですよ。燃料電池車と電気自動車の違いってなんだっけ?って方はこちらの記事をどうぞ。

「え?もう?」って感じですよね。早い。あんまりニュースリリースも出していなかった印象です。もちろん、少しづつ情報は出てきていて、今年度中に出そうだってハナシが漏れ出てきたのが今年の頭くらいだったかなあ。その時も「え?もう?」って思ったけど、どうやら本当のようです。

価格は700万円で、政府の補助金を引くと実売500万円くらい。まーまだお金持ちの道楽ですかね。あ、でも高級車なら、普通のガソリン車でも500万円以上するクルマなんていくらでもあるから、そーゆー目で見るとかなりイイ線行ってる気もする。

水素ステーション、少なっ!!

で、燃料電池車となれば必須となるのが水素ステーション。なにしろ燃料電池車は今回のトヨタから出るのが初めてなので、全部新たに作らなきゃならない。しかも出すのがトヨタだけなもんだから、インフラ整備のお金を出すのもトヨタだけ。まあ政府も出すんでしょうけど、やっぱり力不足感は否めない。

整備予定水素ステーションの一覧はこちらに載っています。全部で41ヶ所。たったの41ヶ所ですよ。日本全国で41ヶ所。ガソリンスタンドは全国で約3万5000ヶ所あります。実に約1000分の1。いやーこれはちょいとムリだね。やっぱり金持ちの道楽だね。

さらに、上記リンク先の表をよーく見てみると、水素ステーションの設置場所は埼玉・東京・神奈川・愛知に集中してます。この4都県で41ヶ所中の31ヶ所を締めてます。これはもうこの4都県以外の人は買えませんね。ま、しゃーない。一般市民を巻き込んだ、壮大な社会実験と思うしかない。それはそれでアリだと思いますよ。クルマ好きのお金持ちはたくさんいますからね。たぶん。

今後どうなるかはわからないですけど、クルマの歴史上、大きな第一歩と言っていいでしょう。これからに注目ですね。