田舎の人向け とりあえず乗れりゃいいってノリならどの軽自動車を選ぶべきか 2014~2015年版

今回は、田舎に住んでる人で、「とりあえず乗れりゃあなんでもいい」って考えてる人向けの軽自動車はどれがいいかを考えてみたいと思います。

「とりあえず乗れりゃいい」なら軽セダン

まず、車格を考えてみましょう。現代の軽自動車は、軽自動車の中でもいくつかの種類があります。小さい方から、軽セダン、軽ハイトワゴン、軽スーパーハイトワゴン、軽ワンボックスです。それぞれの主要車種名と新車価格例は以下の通り。

車格別 車種例・価格例
車格名 車種名の例 新車価格例
軽セダン ミライース、アルトエコ 95万円
軽ハイトワゴン ムーヴ、ワゴンR 116万円
軽スーパーハイトワゴン タント、スペーシア、N-BOX 125万円
軽ワンボックス アトレー、エブリィ 140万円

上記の通り、安いのは軽セダンで、具体的な車種はダイハツ・ミライースとスズキ・アルトエコの2車種です。「とりあえず乗れりゃあなんでもいい」なら安いほうがいいと思いますので、この2車種から選ぶことになるでしょう。

ミライースとアルトエコは性格がかなり違う

それではミライースとアルトエコ、どちらを選ぶべきでしょう。実はこの2車種は経済性の性格がかなり違います。ミライースの燃費は35.2km/L、アルトエコの燃費は35.0km/Lと、ミライースの方が勝っていますがほぼ同じです。では何が違うのかというと、減速エネルギー回生です。

減速エネルギー回生とは、ブレーキを踏んだ時、自動車が持っている運動エネルギーを電気に変える技術です。この減速エネルギー回生の量が、アルトエコは大きいんです。

ただ、減速エネルギー回生の量が多いにもかかわらず、アルトエコの燃費はミライースに負けています。これはどういうことかというと、普通に一定速度で走っている時の燃費はミライースのほうが良い(と推測できる)ということです。

以上のことから、当ブログ主である私としては下記のように提案します。

平地の直線道路が多い田舎はミライースが向いてる
山がちな地形の田舎はアルトエコが向いてる

平地の直線道路なら、一定速度でブレーキを書けずに走るということですので、アルトエコの長所である減速エネルギー回生は生きてきません。つまり、ミライースを選ぶべきです。

それに対して、山がちな地形に住んでいる人なら、上り下りが多いからブレーキをかける回数は多いはずだし、坂以外でもカーブが多くなってそこでもブレーキをかけるでしょう。つまり、アルトエコの減速エネルギー回生が生きる機会が増えます。なので、アルトエコを選ぶべきです。

ミライースやアルトエコを買おうと考えているなら、是非ガリバーの中古車ご提案に申し込んで、実際に店舗で相談してみて下さい。色々とヒアリングしてくれた上で、あなたにピッタリのクルマを提案してくれますよ。

そんな感じで、住んでいるところの地形によって、選ぶべき車種も変わるよーというお話でした!