東京ガスと東大が藻類バイオ燃料効率抽出に成功!
東京ガスと東大が、共同研究で、藻類バイオ燃料の効率抽出に成功したそうです!
低温抽出!
藻類バイオ燃料というとまっさきに思い浮かぶのはユーグレナですが、今回のニュースには絡んでいません。あくまでも東京ガスと東大です。藻類バイオ燃料も、様々な団体が研究しているようですね。これは素晴らしい。
で、東京ガスと東大の今回の発表は何が新しかったかというと、低温で油を抽出することに成功したこと。従来、藻類から油を抽出する際には200℃~300℃の熱をかけて乾燥させてから抽出していたんです。それを、90℃程度の低温の加熱処理で十分に油が取れることを発見したんだとか。
また、油を取った後の残りカスからガスを発生させてそのガスを加熱に使うことで、更に熱効率をアップ。従来は投入エネルギーと発生エネルギーの比が8.1:14だったのを、今回の発表では4.1:14にまで改善することが出来たそうです。
対するユーグレナは・・・、なんか最近元気がない印象ですねー。ことバイオディーゼル燃料に関する技術発展に関しては、あまり発表がない気がします。東京ガス・東大連合と違って、ユーグレナは藻類一本でやってる会社なんだから、圧倒的優位性を保ったまま突き進んでいって欲しいところです。
まーなにはともあれ、プレイヤーが増えるのは一般市民としては大歓迎です。東京ガス・東大・ユーグレナ、3者とも期待してますよ!