S-エネチャージの「お得度」を計算してみた

スズキ・ワゴンRの「S-エネチャージ」、テレビCMでよく見るようになりましたね。そのS-エネチャージについて、日経新聞に原価の情報が出ていました。

原価は4万円

その情報はこちら。
スズキ、1年で燃費2.4キロ伸ばしたムダ活用法  :日本経済新聞

上記URLによると、S-エネチャージの分の値上げ幅は「4万円」と書いてあります。

S-エネチャージによって、燃費は30.0km/Lから32.4km/Lになっているので、4万円分のコストを詰めるには何km走ればいいかは計算できますね。なので、やってみました。なお、実燃費はカタログ燃費の70%、ガソリン1Lは160円として計算しています。

すると、ガソリン代で4万円分の差が出るのは7万kmを走った時点であることがわかりました。7万km以上を走ると、S-エネチャージの方がお得になります。

う~ん、どうでしょうこれは。割と現実的かな。もっと非現実的な値になるんじゃないかと思ったんですけど、そうでもなかったですね。

加速は「1加速に付き6秒間アシスト」

なお、S-エネチャージでアシストするのは、1回の加速に付き最大6秒間とのこと。わずか6秒間なんですねー。まあ減速時に充電できるエネルギー量なんてたかが知れてるだろうし、そんなもんなんでしょうね。

しかしそれで、まさに爪に火を灯すような節約をして軽ハイトワゴン燃費ナンバーワンの座を守ったわけですね。これは素直に拍手すべきところかな。

これにダイハツがどう対抗してくるのか、楽しみですね!