神戸製鋼が「強度2倍・軽量」の車用鋼板を中国で生産!

神戸製鋼が「強度2倍・軽量」の車用鋼板を中国で生産するそうです。

コスト競争!

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神鋼、中国で強度2倍・軽量の車用鋼板生産  :日本経済新聞

これは自動車業界には嬉しいニュース。自動車は基本的には鉄のカタマリ。その鉄の強度を保ったまま薄くして軽くして、何とか燃費を向上させようと各社頑張っているわけです。

強度が二倍なら、素人考えとしては強度を保ったまま重さを半分にできるはず。当然、お値段との兼ね合いがあるので全とっかえとはいかないでしょうが、技術的に可能になることはとっても大きい。

新日鉄住金はどうする?

神戸製鋼が強度2倍なら、ライバルである大手鉄鋼会社の新日鉄住金がどう動くか注目ですね。「強度2倍」って言ってるけど、その2倍ってのは何に対して2倍なのかよくわからない。2倍になって、新日鉄住金と並んだのか、追い越したのか。その辺が分かんないとなんとも言えないですよね。

ただ、神戸製鋼は、売上規模では新日鉄住金の3分の1程度。素人目には、新日鉄住金の方がスゴいんじゃないの?という気がします。その意味では、今回の「2倍」は神戸製鋼の蜂の一刺しってところなんでしょうか。

ともかく、全体としての技術が向上してくれれば値段は下がって、クルマの価格が下がる力になります。クルマの低燃費化はきっとまだまだ進むぞ!!