マツダ車のエンジン、ロシアで生産へ!

マツダ車のエンジンがロシアで生産されることになりそうです。これは面白いニュース。

悠久のロシア

私、学生時代にロシアのイルクーツクに行ったことがあります。旅行で。友人たちが続々と海外に旅行に行くのを見て、「誰も行かないようなとこ行きたいなー」と考えてミーハーに選んだのがロシアでした。あんまり楽しくはなかったけど(笑)、色々と貴重な体験をさせて頂きました。そんなわけで、ロシアはなんとなく好きなんです。

で、ニュースソースはこちら。
マツダ車のエンジン生産へ ロシア合弁企業がウラジオストクで - SankeiBiz(サンケイビズ)

場所はウラジオストク。ここですね。

ロシア極東地域は意外と日本とのつながりが強い地域です。冷戦時代にはとんでもなく対立していた両国ですが、地理的に近いこともあり、今では飛行機の定期便も就航しています。航空会社はオーロラ航空。
成田~ウラジオストク便

定期的な船便の就航も検討されているようです。
新潟-ウラジオに定期船? | ロシアNOW

割と有名な話ですが、「ウラジオストク」とは、「ウラジ」を「ヴォストーク」する都市という意味。そして「ウラジ」とは「東」を、「ヴォストーク」とは「征服」を意味します。ウラジオストクの東ってのは当然日本なわけで、つまりウラジオストクは日本を征服するという意味なんですねー。

今ロシアがどう思っているかはわかりませんが、たぶんもうそんな気ないんだと思います。だからこそ、マツダの工場も建つんじゃないかなと。

ロシアは、ちょっと前までは「BRICS」って呼び名で「これから発展する地域」として注目されていました。今はそれがまさに実現されつつあるといった感じでしょうか。冷戦時代に超大国として頑張っていた時代からちょっと没落して、復活しつつあるのかなと。

そういう意味では、日本に近く、新興国(?)として物価が安く、過去の科学的下積みもある。こう言っちゃーなんですが、下請けしてもらう国として最適だと思います。

これからロシアとマツダがどうなっていくのか、注目ですね!