ホンダの軽売上台数は前年同月比25%減!大丈夫か!

ちょこっと2014年4月の軽自動車販売台数を見てみたのですが、結構各社で明暗が分かれていました。少し紹介したいと思います。

前年同月比販売台数比較

まずは、2014年4月の各社の販売台数を前年同月比較で見てみましょう。こちら。

2014年4月・2013年3月各社軽自動車販売台数比較
2014年4月 2013年4月 前年同月比
スズキ 53077 47527 111.7%
ダイハツ 50103 51740 96.8%
ホンダ 22847 30327 75.3%
日産 16601 7728 214.8%
三菱 6460 3612 178.8%
マツダ 3478 3671 94.7%
トヨタ 1934 3650 53.0%
スバル 1857 3744 49.6%

まず目立つのは日産と三菱の躍進ですね。でもここは順当だと思います。この2社は軽自動車専門の合弁会社であるNMKVを立ち上げて、2013年度には新車種であるDAYZeKワゴンデイズルークスeKスペースを立て続けにリリースしています(eKワゴンは正確には新車種じゃないけど)。2013年度から軽自動車に本腰を入れてきたわけで、そりゃ販売台数は増えますわなって感じです。

それに対して絶不調なのがホンダ。2014年4月は2013年4月と較べて25%減です。これは減り幅がデカいですね。去年はN-BOXとN-ONEで沸きに沸いて、ホンダってやっぱすげーんだって評判だったんですが、その反動でしょうか。

ホンダを詳しく見てみた

気になったんで、ホンダの2014年4月・2013年3月それぞれの、各車種の販売台数を比較してみました。こちら。

2014年4月・2013年3月ホンダ軽自動車販売台数比較
  N-ONE N-BOX N-WGN ライフ バモス 合計
2013年4月 9618 16382 - 1089 560 27649
2014年4月 2081 11620 6558 250 320 20829
減った比率 78.4% 29.1% - 77.0% 42.9% 24.7%

いやーなんだこれは。N-ONEが78.4%も減ってます。これ、78.4%になったんじゃないですよ。78.4%減って、残った21.6%にあたる2081台しか売れなかったんです。N-ONEの不調については2月にもこのブログで取り上げていましたが、ここまでくるとこの不調は本物だ。

あの独特なデザインからして、率直に言っちゃえば飽きられたんでしょう。もうN-ONEの浮上は難しいだろうな。

そしてN-BOXも29.1%減ってます。これは去年末にダイハツから新型タントが出た影響が大きいでしょうね。N-BOXは2011年末に発表されて以来独走が続いてましたからね。丸二年以上経ちましたから、さすがに息切れしたってとこでしょうかね。

CIMG4770

N-WGNでも埋められない穴

で、去年11月にN-WGNが発売されたけど、N-ONEとN-BOXの不調を埋めるには至っていないようです。まあN-WGNは爆発的に売れる車種だとはホンダも思っていないでしょうからね。これはしょうがないといえばしょうがない。

しかしホンダに「次の一手」はあるんでしょうかね。ホンダは新型軽自動車をあと3台出すと明言しているので期待したいところだけど、もう爆発的に売れる車種ってのは難しいような。でもホンダだったら何かやってくれるような。うーん。ま、期待して待ちましょうかね~。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください