ほら、早く軽規格の国際化を!パキスタンでワゴンRが発売!
スズキのワゴンRがパキスタンで発売されるそうです。
スズキ、パキスタンで軽自動車「ワゴンR」を改良して発売 | レスポンス
ワゴンRの改良版
「ワゴンRがパキスタンで発売」と書いちゃいましたが、実際にはちょっと違います。ワゴンRの改良版の小型乗用車だそうです。何が違うのかというと、まず排気量が1000cc。リッターカーですね。そして、エンジンの大型化に伴って全長を205mm伸ばしているそうです。但し、全幅と全高は日本のワゴンRと同じ。たぶん、ボンネット部分が前に伸びてるんでしょうね。そんで、ボディーの骨格や動力伝達のベース機構はワゴンRのを流用してるんだと思います。
「ワゴンR」の海外展開は3ヵ国目
このパキスタンへの展開で、ワゴンRの海外展開は3ヵ国目。スズキがインドとインドネシアへ海外展開していることは以前軽規格、800ccにならないかな~って記事で書きましたが、続々と外へ展開していっていますね。この海外に打って出る感じはワクワクします。スズキさん頑張ってるねー。ダイハツ好きな私としては「ダイハツもっと頑張れよ!!」的な気持ちになってしまいますが、日本の軽自動車の技術が、エンジンは載せ替えられるにしろ、海外で通用しているのは嬉しく感じます。
なお、スズキの軽自動車ベースの車両の販売台数は日本が62万台、海外が70万台。なんと海外の方が多いんですね。海外で売られている「軽自動車ベース車」は、基本的には今回のパキスタンのワゴンRと同様、エンジンが660ccではなく800cc~1000ccくらいに載せ替えられています。なので軽自動車と呼ぶには違和感があるかもしれませんが、一つ重要な点は、軽自動車の「大きさ」はアジアで広く受け入れられているという事実です。
軽規格の国際標準化を!
こうなると、やっぱり個人的にもったいないなーと思うのが軽自動車の660cc規制。ほんとにもったいない。これを1000ccにしたら、アジアでバカ売れすること間違いなし。日本と全く同じエンジンでOKになるのでコスト削減効果も莫大なもの。
もちろん、1000ccは日本の税制上、普通車になってしまうので難しいでしょう。でも、800cc化ならできるんじゃないでしょうか。800ccのクルマとしては、インドでスズキが「アルト800」を売っています。また、同じインドの地場企業であるタタモータースが800ccのクルマを売っています。800ccは少なくともインドでは受け入れられている。
この状況を考えると、やはり軽規格の排気量である660ccはもったいない。是非とも800cc化して海外に打って出られるようにしてほしいです!
ほんと早く法改善してもらいたいです。800㏄の運動おこしましょー!!
ただ、800ccだと税金が少なくとも年15,000~18,000円は取られる予感がします。
コストダウンでメーカーにがんばってもらうしかないです。
コメントありがとうございます!
仰るとおり、800cc化したら税金は上がるでしょうね。でも、800ccになれば燃費も良くなるし、国際化されてスケールメリットでコストも下がるでしょうから、クルマの所有者にもメリットはあるだろうと思います。
個人的には、多少税金が上がっても実現して欲しいです。