軽ワンボックス 実燃費が良さげなクルマはこれだ!
軽スーパーハイトワゴン、軽ハイトワゴンと実燃費が良さそうなクルマを見てきましたが、続いて今回は軽ワンボックスについて調べてみました!
バモスが損してる
前の記事でも書きましたが、カタログ燃費も大事ですが、実燃費に最も影響するのは車両の重量。なので、重量に着目して表を作成しました。これです。
エブリィワゴン | アトレーワゴン | バモス | |
---|---|---|---|
カタログ燃費 | 14.4km/L | 14.4km/L | 14.2km/L |
最廉価価格 | 135.45万円 | 136.5万円 | 129.8万円 |
重量 | 960kg | 970kg | 1000kg |
重量比 | 1 | 1.01 | 1.04 |
等価慣性重量 (カタログ燃費測定時負荷) |
1,020kg | 1,020kg | 1,130kg |
等価慣性重量 負荷の比 |
1 | 1 | 1.11 |
まず、カタログ燃費は横並びですね。車重も、一番軽いエブリィワゴンと一番重いバモスの差が40kgしかないので、まあ似たようなものと言っても良いでしょう。重量もカタログ燃費も同じようなものなら、燃費性能はどれ選んでも同じ・・・かと思いきや、ちょっと引っかかるところが。等価慣性重量です。
等価慣性重量とは、カタログ燃費を測定する時にかける負荷のことです。これは車重によって決まるのですが、エブリィワゴン・アトレーワゴンが1020kgであるのに対し、バモスだけ1130kgになっています。つまり、バモスだけ大きい負荷をかけられていて、損してるわけです。
エブリィワゴンとバモスを比べると、重量比はエブリィワゴン1に対しバモスが1.04。それに対し、等価慣性重量の比はエブリィワゴン1に対しバモスには1.11かけられています。
つまり、バモスはエブリィワゴンより4%しか重くないのに、11%も重い負荷をかけられて燃費測定されているわけです。これはバモスには不利な条件。
それを考慮に入れると、この不利な条件下で測定してカタログ燃費が横並びということは、おそらく実燃費はバモスが最も良さそう、という結論になります。
しかしそのバモス、今年10月で生産終了になるという情報もあります。欲しい方はちょっと急いで決断した方が良いかもね。新車の検討の際には、ネットで新車見積もりを取れるオートックワンが便利ですよ。
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