自動車保険会社が軒並み赤字ってホント?
クルマに乗っている以上、必要になってくるのが自動車保険。その自動車保険について、気になるニュースを見つけました。大手の自動車保険会社は軒並み赤字、とのこと。
損保大手の決算は軒並み最高益 主力の自動車保険は赤字で値上げへ : J-CASTニュース
確かに赤字だった
まあ少子化で人口は減ってるし、契約者のボリュームゾーンである団塊の世代が高齢者化して事故率が増えてるっつーことで、泣きっ面に蜂な感じでしょうか。素人目にも厳しそうな情勢がうかがえます。
で、具体的な数字を知りたくて、損保各社のウェブサイトを見に行ってみました。まずはNKSJホールディングス。ここは、損保ジャパンと日本興亜損保を束ねているホールディングカンパニーです。
そのNKSJの自動車保険事業のコンバインドレシオの推移はこちら。コンバインドレシオとは、支払われた保険料に対してどのくらいの支払があったか、を示す比率です。100%なら収入と支出が全く同じで、支出の方が多ければ100%以上になり、逆であれば100%よりも小さくなります。
見て頂いた通りコンバインドレシオは103.1%ということで、損保ジャパンと日本興亜損保の自動車保険事業は赤字です。こりゃきついね。
あと一社はMS&ADホールディングス。この会社は、三井ダイレクトとかあいおいニッセイ同和とかを束ねている会社です。で、ここのIR情報を色々と漁ったんですが、自動車保険事業単体でのコンバインドレシオは見つからず。保険事業全部を混ぜ込んだ結果の数値は出てたんですけどね。今は自動車保険に注目が集まってるんだから、そこの数字をズビシッと出さないとダメだよね。いただけないなあ。
まあともかく日本はこれからどんどん高齢化が進んでいくわけで、上記2社のような旧来の自動車保険屋さんはお先真っ暗・・・と言っても過言ではないんじゃないでしょうか。大変そう。
それに対して元気なのがネット系の自動車保険。アクサとかですね。私もアクサの自動車保険に入ってます。軽自動車・20等級・車両保険無しで年間17960円。安いよね。これだけ安けりゃ、旧来の自動車保険は苦戦を強いられるのも当然。
上記の年間17960円という保険料、すげー安いと思った方も結構居ると思います。ネット系はやっぱりかなり安いんですよね。そう思った方は価格comの自動車保険相見積もりをオススメします。一回見積もり依頼すれば複数社から見積もりを出してもらえるのでラクチン。で、一番安いとこを選んじゃえばいいじゃんって感じです。
【価格.com】自動車保険を見直してみませんか?