そもそも排気量ってなんのこと?
軽自動車の排気量は660ccまでと決まっていますが、そもそも排気量って何なの?ってのを、ド素人の私はあんまり知りませんでした。ちょこっと書いてみましょう。
エンジンの気筒の容量=「排気」量だ
市販されているクルマのエンジンは、複数の気筒から成っています。その気筒の中にガソリンを噴射し、点火プラグで爆発させて、その爆発で発生したピストン運動をクランクに伝えて回転運動に変換します。その気筒の中で爆発したガソリン蒸気は外に排出されます。つまり「排気」です。そんなわけで、エンジン気筒の容量は排気の量と同じになります。
つまり、
「排気量」 = 排気の量 = エンジン気筒の容量の合計
ということになります。エンジンの気筒の大きさがそのまま排気量なるわけです。まあ素人的には、エンジンがでかくなればなるほど排気量が大きくなるんだって思っておけば良さそうです(笑)。
ちなみにMOVEのエンジンは3気筒。軽自動車なので排気量は当然660ccです。ということは、1気筒の大きさは220cc。
220ccっつーと・・・、ざっくり計算すると直径5cm*高さ14cmくらいの円筒が3本ってことになりますね。もちろん直径と高さの比率は全然知らないので適当ですが。これが3本。個人的には、イメージよりもかなり小さかったです。こんな小さいエンジンで、軽とはいえあんなでっかいクルマを動かしてるんですねー。すごい。
この小さなエンジンで何百キロもあるクルマを動かせるって事自体ものすごい技術だよなあと、こう調べてみると改めて思いますが、更に低燃費競争で各社激しく戦っているんですよね。自動車メーカーの皆さん、本当に偉いです。感謝してます。