東京で取引されてるガソリンの原価はこんな感じだ

最近は安倍さんが首相になって円安傾向が続いていますね。今見たところ、1ドル94円くらいでした。一番円高な時で、確か76円台くらいまでいきましたっけ。だいぶ円が安くなりましたね。これが良いことかどうかはなかなか判断が難しいところですが、私が気になっているのはガソリン価格です。

グングン上がってる

2009年、民主党が政権を取る直前の頃もガソリン価格がガンガン上がって、「ガソリン値下げ隊」ってのが結成されてパフォーマンスしてましたね。あの時にはガソリン価格には税金がドーンと上乗せされてるってのが毎日のようにニュース番組で解説されてて、税金に対する理解が、みんなだいぶ深まったんじゃないかなあと思います。

で、日本国内のガソリン価格は税金の要素が大きく影響して価格決定されてますが、ガソリンの「原価」、つまり国際価格はどうなってんだろうと思って調べてみました。どうやって調べたかというと、先物取引の価格です。先物って個人的にはダーティーなイメージを持ってますけど、こういうときには便利ですね。

で、原油・ガソリン・軽油・灯油を見たところこんな感じでした。

油種 価格(円/kL) 価格(円/L)
原油 65000 65
ガソリン 82000 82
灯油 80000 80
軽油 77810 78

先物取引では基本的にキロリットル単位で取引されているようなんですが、日本人としてはリッター単位のほうが馴染んでると思うので、一番右にリッター単位の価格を書いておきました。で、これを見て最初に思ったのが「え?これしか違わないの?」ってこと。ガソリンと軽油と灯油って、ガソリンスタンドで買うと値段が全然違うじゃないですか。なので、同じように先物取引の世界でも大きな価格差があるんじゃないかと思ったんです。だけど、ガソリン・灯油・軽油で2円づつしか違わないんですね。

まあ調べれば誰でもわかることですけど、こうやって自分で調べて現実を知るとなかなかショックです(笑)。すっごく重税感がありますねー。あと、灯油とガソリンがリッター2円しか違わないこともびっくり。なんとなく「ガソリンは灯油よりもずっと高級品」みたいなイメージがあったので。でもこれも、日本の税金のマジックなのかも。

ここまで調べたら、税金についても調べたほうがいいですよね。別の機会に調べてみます。

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