NMKVの立ち位置が定まっていない気がする。。。
このブログでは、日産と三菱の合弁会社である株式会社NMKVについての記事をいくつか書いてきましたが、未だによくわからないことがあります。それは、NMKVの「立ち位置」。
メーカーなの?コンサルなの?なんなの?
こないだ出たベストカーの中にNMKVについての記述が少しあったのですが、そこにはこう書かれていました。
6月に発売されるのは(日産の)オッティと(三菱の)eKワゴンの後継車ですが、どちらも名前を変えることになりそうです。
~ 中略 ~
新会社からのリリースということもあって、イメージチェンジをはかりたいそうです。
「新会社からのリリースということもあって、イメージチェンジをはかりたい」って書いてあったんですけど、ここがちょっと引っかかったんですよ。
私は、NMKVは、直接販売をせず、OEM提供に徹する会社になるんだろうと思ってたんです。NMKVがクルマを生産して、それを全て日産と三菱を通して売るんだろうなと。NMKVが販売もやるんだったら、NMKVの店舗をイチから作らなきゃいけないわけで、そんなコストがかかることはやらないはずなんじゃないかなと思ったんです。
なので、NMKVという会社の名前は、隠さないまでも前面には押し出さないのが当然じゃないの?と。ダイハツのMOVEを、スバルがMOVEという名前を一切出さずにステラとして売っているように、NMKVが生産したクルマを、NMKVの名前は出さず、日産の新型オッティと三菱の新型eKワゴンとして売るんじゃないのかなあとなんとなく想像していました。
でも、「新会社からのリリースということもあって、イメージチェンジをはかりたい」っていう書きっぷりを見ると、「日産と三菱が提携して、NMKVっていう合弁会社を作って、協力して生産&販売してるんだよ!」というのを前面に出していくような印象を受けます。
「オッティ」と「eKワゴン」って大人気車種ではないかもしれませんが、そこそこブランドイメージというか知名度はあると思うんですよね。それを捨てるという決断は簡単なものではなかったはず。NMKVの名前をどう扱っていくのか、とっても気になります。