Hondaテックマチックシステム(福祉車両) に触ってみたよー
ホンダ福祉車両展を見に行ってきたわけですが、前回書いたNBOX+車いす仕様車以外にも福祉車両がありました。いずれ劣らぬメカっぷりに非常に興味を惹かれました。今回紹介するのは、「Hondaテックマチックシステム」です。
手だけで運転可能
「Hondaテックマチックシステム」とは、足が使えない人でも、手の動きだけで車を運転できるシステム。前回紹介したNBOX+車いす仕様車は、障碍者の方は「乗るだけ」でしたが、このシステムでは運転者になる前提です。なお、この「Hondaテックマチックシステム」は他の車種にも装備可能です。その一覧はこちら。
今回の福祉車両展で装備されていたのは、フィットシャトルハイブリッド。
軽自動車命の私には、目に痛い金額です(笑)。ただ、この金額のうち「Hondaテックマチックシステム」の装備のためにかかっている金額は25万円程度。まあ、そんなもんかな?っていう金額。数が出る装備ではないでしょうから、そこそこ頑張ってくれているのかも。
ハンドルにはノブ、運転席左側にはブレーキ&アクセルのレバーがついてます。
そして、こちらがアクセル&ブレーキ&etcのレバー。後に倒すとアクセル、前に倒すとブレーキです。
このレバーにはボタンもたくさん付いてます。右脇のボタンは、ヘッドライトON/OFFとクラクション。
左側面には、ハザードのスイッチ。これで、全部操作できるわけです。
ちなみに、レバーの傾きはアクセルとブレーキに連動しています。動画にしてみましたので、興味のある方はどうぞ。構造は、単純にワイヤーで繋いでるだけなんだそうです。シンプルですね。
運転席に座ってみたところ。至って普通です。運転するための色んな機能が、全部別口で追加されているわけですが、メカが場所を取ったりはしていません。これは結構すごいことかも。
写真は以上。触ってみて、実際にこのシステムで運転してみたくなりました(笑)。私には障碍は無いわけですが、もし健常者がこの車を運転するとしたら、ソレ用の免許を取らなきゃいけないのかな?まあ、いけないんだろうなあ・・・。完全に興味本位ですが、これで走ってみたいって気分になりましたよ。
あと、なんていうんでしょうね、ワイヤー直結とかのシンプルな構造で特別な機能を実現してるっていうのが萌えますね。分解して中身を全部見てみたいです(笑)。
そんなわけで、萌えまくりのHondaテックマチックシステムでした!